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鹿児島市内編

是を見て鶴を連想する人は多分いないでしょう

 鹿児島市へ赴任して一月くらい経ったろうか。大きな神社があるみたいだから見物に行って来た。そしたらねぇ、此の巨大な盆栽(?)に驚愕!何年かけて此処までの形になったのか調べたら、どうも170年はかかっているらしい。盆栽好きな外国人が喜びそうなスポットだ。「斉鶴」と云う名前が付いとるそうだが、鶴と云うよりエアバス社の不格好な貨物機を連想させる。


 そもそも此の神社は「照国神社」と云うそうで、有名な島津斉彬を祀った神社らしい。島津斉彬は、あんまり神も仏も信じ無さそうなイメージでいたから、後世の人間が勝手に祭り上げた感がプンプンと臭う。何の御利益があるのかも興味無いから、賽銭も投げずに写真だけ撮って退散。

照国神社周辺は、いわゆる「山の手」に属するのか?


 

 鹿児島市の繁華街と云えば「天文館」なんだけど、照国神社に近づくに連れて高級感あるレストランとかブティックとかが増えて来るのであります。此の界隈は「大阪で例えると阪急沿線みたいな」ハイソな街なのである。

島津斉彬の偉業も、巡り巡って最後はスタバに?

 鹿児島市中心部から日豊本線沿いに海岸線を進むと、世界遺産「旧集成館他多数・・・」の遺産群が転がっている。錦江湾と桜島を眺められる、まことに風光明媚な地区である。我がラパンも此処でしばし休憩。我々も珈琲でもすすって行くとしよう。後ろの建物は、大都市圏と比較にもならない優雅でゆったりとした「スタバ」なのである。


 建物は、「旧芹ケ野島津家金山工業事業所」の建物を再利用している。レトロモダンな雰囲気で飲む珈琲は格別。



 何とも春めいた雰囲気〜メニューは全国統一かも知れないけど、此処のスタバは、東京のゴタゴタした店とは世界が違い過ぎる。


 スタバの横は、薩摩切子の製造工場があり、販売店も併設されている。販売店内は、敢えて「撮影可」としており、ほとんどの客が見に来るだけ、と初めから諦めてるモード(笑)。もっとも、薩摩切子は高額なので拙者も本気に買う気は微塵も無い。百均のコップや皿とは比較にならないのは見ても分かるけど、初めから趣味が合っていないから欲しいとも思わないのだ。面白かったのは、薩摩切子で表現した雛壇。全部で700万円くらい。島津斉彬の偉業が、こうして脈々と受け継がれているのも理解出来たが、拙者が落としたお金は、結局のところスタバに流れて行ったとは何とも悲しい。

鹿児島市中心部を歩く



 奥に見えるベージュの建物が市役所本館。住民移動の手続きをした窓口は、別の近代的な建物だった。市役所前の道路は半分公園になっている。


 お花がきれいに植えられている横を「Payどん」の広告を貼ったバスが通り過ぎて行きます。Payどんとは、鹿児島銀行がやっている支払い用アプリ。他県の人に云っても全く通じないと思われる。

桜島も行政区は鹿児島市内

 鹿児島駅から徒歩10分程度の距離にあるフェリーターミナルから、桜島へ向かうフェリーが発着している。鹿児島市が運営しているフェリーで、24時間営業である。日本で最も高頻度のフェリーらしい。宮島より高頻度なのは、深夜便もあるからであろう。


桜島は想像以上に大きな島


 鹿児島の市街地から見ると、桜島は海から直ぐのところにある火山島に見える。まぁ実際もそうなのだが、いざ桜島に上陸してみると、山自体は結構遠くにあることが分かる。ちなみに、手前の橋に引ノ平川と表記されているが、水無川である。土石流が流れ込むことを想定しているらしく、砂防設備で厳重に固めており、川の周囲は立入禁止。さすが火山だなぁーと思わせる光景だ。


 標高373mの湯之平展望所まで、バスでずっと登って行く。かなりの距離に感じたが、それでも山頂はまだ遠い。鹿児島中央駅のアミュプラザから見た桜島と、距離感が全く違うのだ。

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