長瀞・宝登山  SL列車の旅  Home

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長瀞駅→宝登山へ登る

都内から汽車を乗り継ぎ3時間〜仙台より遠い秩父路

八高線〜電車と気動車のツーショット寄居駅

 都内の我が家から秩父路へ向かうには、まず中央線快速電車で立川へ。立川から青梅線、拝島で八高線を経由して埼玉県へ入った。立川から先の区間は、ドアが押しボタンなんですよ。あーここからもう首都圏じゃないんだなぁーとしみじみ思う。高麗駅で電化区間は終わり、ディーゼル気動車へ乗り換えなければならない。もう完全に旅行モードだ。寄居駅へ着いたら空は快晴であった。ここから秩父鉄道線へ乗り換える。

秩父鉄道の電車〜これは元東急車長瀞駅〜かわいらしい駅舎

 やって来た電車は、どこかで見たことのある電車。恐らく東急線とか走ってなかった?典型的な通勤型電車で、いきなり首都圏近郊へ戻されたようだ。でもお客さんはベタベタにベタな観光客ばかり。そらこの天気だもんなぁ。長瀞駅へ到着すると、半分ぐらいの乗客が一斉に下車した。かわいらしい木造の駅舎が印象的。


 宝登山神社へ通じる参道を歩いたが、あれだけたくさんの観光客が下車して、歩いているのは我々だけ。みんなどこ行ったの?と思う。ちなみに時刻は朝9時45分頃。この時間にここまで来るためには、家を6時30分には出なければならない!およそ3時間の長旅であった。はっきり言って仙台の方が近い?

ロープウェーのゴンドラの愛称が「ばんび」だとさ

宝登山ロープウェー「ばんび」だとさ

 さて、宝登山ロープウェーで山頂へ登るとする。ロープウェーに書かれた「ばんび」という文字を見て、刺すようなB級感を感じた。まぁ突っ込みどころがあっていい。だって「ばんび」ってディズニーの1キャラクターの名前でしょう?鹿がいるところをアピールしたいけど、「しか」では何か響いてこない。だから「ばんび」という発想も分からなくはないが。紅葉も色づいて来たし、

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき(猿丸太夫)

のような場面を期待してロープウェーを降りたが、誰もいないし、そもそも鹿がいない。

宮島の鹿〜かわいい顔してやることはえげつない宮島の鹿〜日陰で休憩してる・・・銅像のように動かない!

↑のような場面を期待してたんだけど・・・。ちなみに↑の写真は広島の宮島。かわいいんだけど、「なんかくれー」と手提げ袋の中まで頭を突っ込んでくる(笑)。ちなみに宝登山の鹿に会いたければ、山頂にしょぼい小動物園があるのでそこへ行くべし。明らかに子供向けらしいのでとても行く気はしなかったが。

もう片方のゴンドラの愛称は「もんきー」だとさ

宝登山ロープウェー

 宝登山山頂からロープウェーで下山する。さっき乗った「ばんび」とすれ違った。ということは我々が乗ったゴンドラは何だったかというと「もんきー」だって。ことごとく日本語を否定していながら、べたべたに平仮名〜この脱力感がたまらん。この界隈は猿もいるの?そういえば「奥山に紅葉踏みわけ・・」の作者は「猿」だったよな、と思いだし笑いする。



↑晴天に恵まれて感謝

ロープウェーを降りて宝登山神社へ向かう

宝登山神社の鳥居

宝登山神社の鳥居

鳥居が美しい。ゴージャスなデザインだ。

宝登山神社

さすがパワースポットとして名高いだけのことがある。装飾が美しい!


宝登山神社

宝登山神社

 扇子の形した「おみくじ」を売っていて、デザインがなかなかセンスいいなんていうオヤジギャグをカマすためにおみくじを買う気力も無いし、蒸気機関車「パレオEXP」の時間が迫っているからこのまま神社を後にする。

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