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平林寺と

陸自広報センター

境内のほとんどが雑木林

平林寺平林寺山門

 国道254号線沿線は何かと賑やかだ。川越街道と云う名前が付いているだけあって、池袋と川越を結ぶ大動脈として機能している。周囲はロードサイド型飲食店や量販店がズラリと並んでいるな。新座市役所近くに「平林寺と云う面積ハンパない寺があって紅葉も楽しめるらしい」との情報を聞きつけて、とりあえず行くだけ行ってみた。なるほど、鬱蒼とした森の中に寺らしきものがある。


 そこがねー武蔵野と云うか、ただの田舎なんですよ。時季が早かったのか、紅葉を楽しめるスポットはほんの一部。他はことごとく雑木林。京都の寺社に見られるような「ありえねー」的な驚きは特にない。ただの武蔵野の風景。


 まぁちょっと驚きだったのは、墓所のほとんどを占めるのが旧川越藩松平家の廟所。一つの墓の面積だけで家が建つくらい。それが延々と連なっている。江戸時代が延々と続いていたら、この廟所がとんでもないことになっていたのだろう。

続いて陸上自衛隊広報センター


 さて、新座から国道を池袋方面に進むと、右側に自衛隊の広大な敷地(朝霞駐屯地)が見えてくる。その中に「陸上自衛隊広報センター」がある。どんなかな〜と見学してみた。資料室に入って目に飛び込んできたのは、陸自隊員の活動を描いた「絵」〜倒壊した橋桁の絵を見て、すぐに阪神淡路大震災と分かった。神戸の震災資料館に行った時のことを思い出した。


 東京五輪が近づいている時分だったので、どうしてもこの種の展示に目が行く。半世紀以上前の、拙者が知らない1964年の東京五輪の世界〜陸自隊員で選手として出た人、トランペット拭いた人、多くの隊員が参加していたようだ。


 展示室を出て1階へ降りると、実物のヘリコプターと戦車が飾ってある展示コーナが広がる。ヘリ1機、戦車1台で建物内はもう一杯な感じ。戦車は大きすぎて砲身まで写真に収まりません。


 戦車や装甲車の展示は屋外にもある。どんだけ広いのかと思ったら、広さは団地の公園レベル。それでもこの広報センターが陸自最大規模というから泣かせる。てつのくじら館や大和ミュージアムが立派に観光名所となっているのは、船が巨大な構造物であるが故に得をしているからであろう。陸上自衛隊となると車両系を並べるぐらいしかない。観光名所と云われるレベルになるためには、諸外国のように「見渡す限りの〜」くらいの規模は必要かもな。

254号線でパレードは難しいか




 数年後、拙者は鹿児島市に住んでおりました。薩摩川内市では、陸上自衛隊川内駐屯地の車両が堂々の展示パレードを実施。国道3号線と国道254号線の交通量の差は歴然としているから実施出来たのかも。様々な特殊車両を見学させていただいた。やっぱり陸上自衛隊の活動を理解する為には「見渡す限りの〜」くらい車両を並べないと駄目です。

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食堂車カフェの愉しみ

坂戸市に突如現れた台湾のお宮

平林寺und陸自広報センター

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