東京寫眞集    古き善き帝都の面影    HOME

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羽田空港を巡る

空の旅

幾度となく通り過ぎた場所

 鹿児島在住時代、もっと昔の札幌在住時代、東京國際空港は数え切れないほど利用させてもらったが、何時も忙しなく通り過ぎるのみであった。其の中で、少しばかり旅情を感じ取れる場面の数々を此処に掲載したい。思えば懐かしい旅の数々であります。

鹿児島発東京國際空港行

 令和五年X月、帝都出張の際に乗った全日空機。平日の黄昏時とあって、機内はガランと空いていた。薄くてたまらない珈琲を飲みながら「ウクライナの歴史」に読み耽っていた。


 下界は既に真っ暗。もちろん、東京國際空港に到着した際も真っ暗でありました。ほとんど無人の空港内ロビーを通り過ぎようとして、ふと目に留まったのが↓の寫眞。



↑最初はしょぼい空港でした・・・

 米軍から管理が移管されることになった当時の東京國際空港〜おっちゃんが脚立に乗って入口の看板を上げている。かろうじて見える建物らしきものは、プレハブ小屋のような詰所だけ。でも、奥の滑走路から大型機が離陸しているのが、後々の大発展を予言している。

アワーズイン阪急に宿泊

 足早に京急・国電を乗り継いで向かった先は大井。阪急大井町ガーデンのアワーズイン阪急に宿泊であります。シングル館は、如何にも出張者御用達のような簡素な客室で、嫁さんと一緒に泊まった宝塚ホテルとは全く趣が違う。



↑もう疲れたので即就寝です。




 翌朝、アワーズイン阪急を出て建物を振り返ってみる。「阪急」のデカ文字が、何だか大阪や神戸を彷彿とさせる。鹿児島に居ると、京阪神に行く機会がなかなか無かっただけに、より一層ノスタルジーを感じたまでであります。

鹿児島行ソラシドエア

 相模原の実家へ帰省し、当時の赴任先だった鹿児島へ戻る際に立ち寄った羽田空港。東京らしい真冬の快晴日、初めて乗る「ソラシドエア」に興味津々だった。


 くまもんラッピングのソラシドエア機の横を、エア・ドゥの機体が通り過ぎる。札幌在住時代も、エア・ドゥに大変お世話になった。日本の北の端から南の端まで、我が人生は旅である!をしみじみと感じたのであります。

東京駅

おまけ〜ソラシドエアの雰囲気が凄く良かった

東京駅

 羽田空港を離陸して、東京湾や江ノ島海岸、富士山に至るまで色彩は総て「碧」である。ソ連の某宇宙飛行士が名言を残した通り、地球が碧い球体であることを実感。


 機内で珈琲の配給があったため、拙者は母上様からもらったゴディバのチョコを食した。嫁さんは、珈琲ではなく「あごゆずスープ」を飲んだ。そう、九州と云えばあごだしですよ!機内の雰囲気の良さに釣られたのか、嫁さんが「あごゆずスープ」のセットを買ったら、CAさんが何かと気を使ってくださって、郵便はがきや航空機のルートマップまでくださった。余程売れてないと思われる(笑)。



↑鹿児島赴任時代のいろんな寫眞はこちらから

赴任先の札幌へ戻った日の思ひ出

 平成25年5月〜まだ「俺たち」は札幌に住んでいた頃だ。ゴールデンウィークに相模原の実家へ帰省した。札幌へ戻る日は、やたらと時間に余裕があったもんだから、相模線に乗って寒川神社へ参拝した。随分と遠回りをしたものだ。


 茅ヶ崎から東海道線で横浜、横浜から京急で羽田空港まで来たものの、やっぱり時間が余ったから展望デッキで飛行機を眺めていた。たまたま同じような飛行機が揃って視界に入ったので撮った一枚。しょぼいデジカメしか持っていないので、遠くの飛行機を写すのは至難の業だった。


 昭和の時代のリバイバル塗装と思われる全日空機も見た。当時ANAの株主だったので、優待券で飛行機に乗ったこともあった。本日の羽田空港は爽やかな初夏の陽気だったが、新千歳空港へ着くと重たい曇り空にセーターが要るほど肌寒い天気だったのを覚えている。 





↑北海道在住時代の寫眞はこちらから

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