札幌寫眞集〜第壱章   HOME

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札幌寫眞集〜「冬」

冬が来るのが早過ぎる〜日が落ちるのも早過ぎる

 10月下旬に初雪が降った。もうとっくにコートを着込んで外を歩いている。早過ぎる冬の到来だ。半年に及ぶ異様に長い冬がもう始まるのである。二重窓で厳重にガードされた部屋の温度はまだ17度を下回らないので、暖房も点けずに過ごしていたところ、逆に地元の人に驚かれた。17度なんて暖房点けずにはいられない、と云うのだ。北海道人は、冬の暖房は躊躇なくガンガン点けるのが基本だ。ちなみに各家庭に灯油を配るタンクローリーは9月から巡回し始める!

北海道大学

北海道大学

 上の寫眞は、北海道大學構内の古びた講堂。北大敷地内は、大学と云うより公園みたいで、観光客がぞろぞろ歩いている。此処まで観光地化された大學はないのでは。北大構内へ入ると、其の敷地の大きさが理解できる。下の寫眞は、札幌大通に位置する洋館「札幌市資料館」〜降った雪がうっすら残っていた。

札幌市資料館

 12月下旬〜札幌市内は全てが銀世界だ。豊平川を渡って、中島公園に隣接する「豊平館」へ行ってみた。周囲は静まり返り、まるで絵画の中にいるかのようだ。まるでロシアか北欧の風景である。

冬の豊平館

寒くて気が狂いそうな時ほど、景色は美しい・・・

冬の豊平館

冬の豊平川

冬の豊平川

冬の北海道庁

 年明早々、よく晴れた札幌市内。天気はいいのだけれど猛烈に冷え込んでいる。恐らく氷点下8度くらい。道庁本館の雪景色は見事だが、見学者は皆無だ。地元の人にとっては驚くような景色ではないのかも知れない。

札幌市民の皆さんは今更寒い思いしてまで見に行かない

さっぽろ雪まつり

 さっぽろ雪まつりが行われるのは2月上旬。良く晴れた土曜日の朝、会場へ行ってみたが、これまた猛烈な冷え込みだ。恐らく氷点下10度くらい。写真↑の雪像は、ふくろうと道庁本館と思われる。この時季の太陽は低い。ビルの陰になってしまい、雪像をうまく写すのは難しい。

さっぽろ雪まつり

 写真↑は中国?なんて云う建物か忘れた。とにかく寒い!とても立ち止まっていられず、写真を撮り終わったら即、大通の地下街へ「避難」した。この「さっぽろ雪まつり」〜職場の人々の反応は冷めていて、「小学生のとき以来、見に行ったこともない」と云う人も。そのくせ東京へ観光に行った自慢話を聞かされて、東京って観光するところなのか?と逆に不思議に思っていた。

さっぽろ雪まつり

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札幌寫眞集〜第壱章

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